|
夏の暑さもようやく一段落し、季節はいよいよ実りの秋を迎えます。 しかし、涼しくなると夏の疲れが出やすいことから、ドライバーの押さんは、とくに過労運転や居眠り運転に注意が必要です。 とくに今月は、「秋の全国交通安全運動」実施の月です。 交通安全運動は、一人ひとりが「どうしたら悲惨な交通事故を防げるのか」を考え、実行していく良い機会です。 交通事故ゼロを目指して、効果的な運動を推進したいものです。 |
■秋の全国交通安全運動の重点目標 |
|
■高齢者の交通事故防止 |
|
@ | 高齢歩行者に対しては |
高齢者は、車の接近に気づかなかったり、「車のほうが止まるだろう」と考え、無理な道路横断をしてくることがあります。 また、交通ルールに弱く、赤信号でも横断することがあります。 走行中に高齢歩行者を見かけたら、必ず一時停止や徐行をし、高齢者の動きによく注意しましょう。 とくに、杖を使用しているなど通行に支障のある高齢歩行者が道路を横断しようとしているときなどは、十分な注意と思いやりが必要です。 | |
A | 自転車に乗った高齢者に対しては |
高齢者の場合、自転車に乗ったときのバランスのとりかたが難しく、ふらついて転倒しやすくなっています。 その側を走行するときは、自転車との間隔を十分確保し、高齢者が驚いて転倒しないよう、スピードを落とし慎重に通過しましょう。 | |
B | 高齢運転者に対しては |
「高齢運転者標識」をつけて走行している車両には、幅寄せや割り込みなどの運転をしないように注意しましょう。(違反は、普通車の場合、反則金6,000円) |
■シートベルトの着用の徹底 |
|
@ | シートベルトの正しい着用 |
シートベルトが首にかかっていたり腹部を巻いていたり、よじれている場合などは、正しい着用方法とはいえません。 シートベルトは、正しく着用していないと、万一の場合に100%の効果が期待できず、思わぬけがの原因になることがありますので注意します。 | |
A | 乗車者全員がシートベルト着用を |
ドライバーは、乗車後は自らシートベルトを正しく着用するとともに、助手席だけでなく、 後部座席の同乗者にもシートベルトの着用をすすめます。 また、子どもを乗車させる場合は、子どもの体格に合ったチャイルドシートを使用しましょう。 | |
B | エアバッグ付き車も必ずシートベルトを |
エアバックが作動時にシートベルトを正しく着用していないと、思わぬけがをすることがあります。 エアバック付き車も、シートベルトを必ず正しく着用します。 |
■企業における交通安全運動行事 | |
全国交通安全運動期間中、企業が自社の実状に応じて実施している行事の一例をまとめてみましたので紹介します。 | |
・ | 学科テスト(法規、安全運転知識、車両の取り扱い)の実施 |
・ | 交通安全垂れ幕(横断幕)の掲示 |
・ | 交通安全腕章、リボンなどの装着 |
・ | 交通安全標語、ポスターの募集 |
・ | 交通事故防止講演会の開催 |
・ | 交通事故防止に関するビデオの上映 |
・ | 交通事故現場写真の掲示 |
・ | SDカードの掲示 |
・ | 社内朝礼 |
・ | 「私の安全宣言」「私の交通事故防止対策」などの発表 |
・ | 車両の関門チェック |
・ | カーブミラーの清掃 |
・ | 車両無事故表彰 |
・ | 家庭通信(家族への交通安全の呼びかけ) |
・ | 神社への厄除け祈願など |
安全運転知識ワンポイントテスト |
次の1.〜3.の問いについて、正しいものには○、誤りには×をつけてください。
答えはここをクリック |