追突事故を起こさないためには、不測の事態にも慌てずに余裕を持って、停止や回避ができる速度の選定およびその速度に応じた十分な車間距離の確保とともに、注意を偏らせず運転に集中することが重要です。 |
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運転する前には |
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口論や腹を立てるなど、その後も気をとられるようなことはしないよう心がける。 |
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「運転以外のことを考えない」「脇見運転事故のもと」と口に出して運転を始める。 | |
(2) |
走行中は |
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気持ちに余裕があるときこそ、運転に集中する。 |
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一つのものに注意を集中させず、あちらこちらを意識して見る。 | |
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さらに、具体的な交通の場面では |
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交差点に近づいたら、スピードを落として車間距離を確保し、前車の動き(特に右左折車)や信号などに十分目を配る。 |
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青信号での発進時は、必ず前車の発進を確認し、一呼吸おいてから発進する。 |
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単路でも油断せず、前方の状況に目を配り、前車が道路の左右の施設等に入るためにウインカーを出したときは、減速や停止をするかもしれないと考えて、車間距離を確保しその動きに注意する。
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減速や停止した前車を避けようとの強引な進路変更は、後続車と衝突の危険があるので注意しましょう。 | |
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前方に横断歩道があるときは、横断歩行者等の有無を確認し、横断歩行者等がいるときは、前車が減速や停止するかもしれないと考えてスピードを落とす。 | |
その他、脇見につながる「伝票や地図を見る」「缶・ペットボトルなどの飲み物を飲む」などの行為をしないようにしましょう。もちろん、携帯電話を手に持っての使用(通話やメールの送受信、ディスプレイ部分の注視等)は厳禁です。 |