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どんな死亡事故が多かったのか、事故類型別にみると、 1.「車両相互」4,093件(47.0%) 2.「人対車両」2,468件(28.3%) 3.「車両単独」2,092件(24.0%) となっています。 車両相互の事故では、「出合頭衝突」が1,350件(53件減少)、「正面衝突」が1,203件(45件増加)と多発し、減少傾向にあった車両単独の事故で「工作物衝突」が1,467件(+84件)と増加しているのが特徴です。一時停止不履行など安全運転の基本を忘れた行為が死亡事故に結びつくことや、物に激突して死亡することも多いことがわかります。
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どこで事故が多かったのか、死亡事故を道路形状別にみると、 1.「交差点とその付近」3,896件(44.7%) 2.一般単路3,001件(34.5%) 3.カーブ1,565件(18.0%) の順です。交差点での事故は平成8年から徐々に減少してきていますが、「もっとも事故の多い場所」であることは変わっていません。交差点やその付近において慎重な運転が望まれることがわかります。
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どんな原因による事故が多かったのか、自動車等の運転者が第1当事者となった死亡事故(8,024件)を法令違反別にみると、 1.「最高速度違反」1,417件(17.7%) 2.「脇見運転」1,004件(12.5%) 3.「漫然運転」956件(11.9%) となっています。最高速度違反は減少傾向にありましたが、平成12年は増加しています。「速度の出し過ぎ」は、もっとも死亡事故につながりやすいといえそうです。
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