事故は道路を使用する人達の接近した状態で、どちらか、あるいは両方の大なり小なりのミスによって起きるものです。しかし、どちらか一方にミスがあっても離れていれば大事にはいたりません。すなわち「離れていることが最善」という考え方が、安全運転のもっとも大切な基本となります。 よく言われる「車間距離をとる」「近づかざるを得ない場合は、その時間を短くし、早く離れる」という運転の大切さの意味は、ここにあるのです。 走行中は、他車(者)と距離をとる運転センスを持ち続けましょう。 |
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自車が他車(者)から見落とされ(近づき過ぎを招き)事故になることがあります。 多数の車や人が通行するなかでは、自分が目立たなくなるようなことは避け、「積極的に自分の存在を相手に知らせる(認知させる)」という考え方をもつことが大切です。たとえば、自動二輪車の昼間点灯は、この典型です。この例から、「夕暮れ時の早めのライト点灯」は当然のことになり、また、「よく目立つ大型車の後ろや死角に入ることを避ける」という運転センスにつながります。また、車の選び方(色、ブレーキ灯の形状など)にも関心を持たざるを得なくなります。 | |