車両保険:一般条件とエコノミー(車対車+限定A)の違い

 現在、一般に多く付保されている車両保険には、一般条件(オールリスクタイプ)とエコノミー(車対車+限定A) の2種類があります。一般条件がエコノミーの2倍くらいの保険料になるのは、保険を使用できる事故の範囲が 異なるからです。

車両保険の担保範囲の違い

事故事例

一般条件(オールリスクタイプ)

エコノミー(車対車+限定A)

1.自損事故により電柱やガードレールにぶつけてしまった際の車両損害 ×
2.駐車中に当て逃げをされて加害車両が判らない場合の車両損害 ×
3.出会い頭に他車と衝突、前方車両に追突してしまった時などの車両損害    注1
4.道路走行中に、前方から飛来してきた石がフロントガラスに当たり破損した
5.駐車中に自動車が盗難にあってしまった 
注1:必ず交通事故証明書で相手車両が特定されなければなりません。(事故証明がなければ当て逃げと区別が付かないからです)
駐車場などの事故証明が発行されない場所での事故でも、、警察への事故届けを行ってください。相手車両の特定は警察への届け出、示談書等により行います。

ご注意:車両保険金は、1事故に対する修理箇所については厳正に調査した上で支払われますので、以前から付いていた傷を保険で、まとめての修理は不可能です。