■安全運転のポイント |
この場面では、重大事故に繋がる危険として、まず前方左側の自転車があげられます。この自転車が右側に進路変更してくることが予測されますから、一時停止をして自転車が進路変更を開始したら先に行かせるようにします。また、対向車が接近していますから、対向車が通過してから駐車車両を追い越すようにします。追い越す際は、駐車車両の動きやその向こう側の歩行者に注意して、いつでも停止できるよう徐行して進行します。 |
○急ぎ・ 焦り・イライラは禁物 |
年末に近づくと何かとあわただしくなり、車の運転についても先を急いだり、あせったりする気持ちが強くなる時期です。しかし、急ぎの心理が働くと、ちょっとしたことで焦りやイライラが生じて正常な判断ができなくなり、相手よりも自分のほうが先に行けるだろうとか相手が譲ってくれるはずだといった自分に都合のいい判断をしたり、スピードを出しすぎたり、進路変更や追い越しを繰り返したりしがちで、それだけ事故につながる危険が大きくなります。したがって、急ぎや焦りの気持ちをできる限り抑えた運転をすることが大切です。 |
○早めの出発を心がけよう |
急ぎや焦りを抑えるためには、早めの出発を心がけて時間にゆとりを持たせることが重要なポイントとなります。特に年末は人や車で道路が混雑する時期ですから、渋滞に巻き込まれても焦ったりイライラしなくてすむよう早目に出発して余裕のある走行を心がけましょう。 |
○他車や歩行者の動きに注意 |
年末は他車や歩行者の動きもあわただしくなり、急に前車が進路変更をしてきたり、歩行者が道路を横断してくることがありますから、周囲の状況によく目を配り、他車や歩行者の動きに十分注意しましょう。 |