●日常点検整備を行う 車の運転にも「準備」ということが、安全のために欠かせません。運転前には少なくとも「今から運転するんだ」という心の構えをつくり出す時間を持つことが準備の第1歩です。 |
運転前の自車の点検は、車の状態を確認することと同時に、運転に対する心の準備づくりにもなり、一石二鳥の効果があります。 |
●走行経路をイメージする たとえば、「今日は1日中、雨」など、悪天候のなかで運転しなければならないときがあります。このような場合は、運転を始める前に走行経路を思い浮かべ、「雨の日は、道が混むから早めに出発しよう」とか、「雨の日は、スリップしやすくなるから、速度を控えめにして車間距離を多めにとろう」など、これからの運転に対する心の準備をします。このように走行経路全体の状況をイメージし、その日の運転方法を決めるよう習慣化しましょう。 | |
●危険に対して、いつでもブレーキを踏める気持ちをつくる 運転中の交通状況は刻々と変化しています。これから自分が走行する道路に少しでも危険がある場合は、万一に備えて足がアクセルにあってもすぐにブレーキを踏むのだという心の準備(気持ちがブレーキに向かっている状態)をしておくことも大切です。これを十分にしておけばおくほど、危険に対する感受性が高まり早い反応が出来るのです。 |
たとえば、学校や公園など子どもの多い場所の付近を走行する場合での子どもの飛び出し、渋滞車両の間からの歩行者の飛び出しや、見通しの悪い交差点付近での交差道路からの自転車などの飛び出しなどの危険に敏感になり、とっさの場合にただちにブレーキを踏むことができます。 | |